[ 菅原城北大橋 ]
( すがはらしろきたおおはし )
[ SUGAHARA_SHIROKITA BRIDGE ]
淀川に架かる橋である。
菅原城北大橋は、大阪市で最初に有料道路の事業を取り入れて建設された橋で、平成元年6月(1989)に
開通し、普通車の通行料が100円であることから、百円橋と呼ぶ人も多い。なお、現在は無料開放されている。
橋の形式は、上流に架かる豊里大橋と同じ斜張橋であるが、数本のケーブルで力強く橋桁を支える豊里
大橋の男性的な印象と比べると、多くのケーブルに力を分散して支える菅原城北大橋の印象は優美で女性
的といえる。橋の姿は構造的な力の流れを反映するもので、同じ川筋の2つの橋を見比べると面白い。
斜張橋では、台風などの強風に対する設計が重要で、いろんな工夫がなされる。菅原城北大橋のタワー
は、2つの柱をサンドウィッチする形で間に狭い空隙を設け、タワーにかかる風の力をコントロールしている。
この橋が架かる淀川には、”ヨシ原”や天然記念物のイタセンパラの棲む”ワンド”があり、建設にあたって
はこれらの保全に配慮された。城北公園の景観など数々の配慮がされたこの橋は、淀川に架かる橋の中で
は新しいが名橋の一つに数えられる。

全景 (下流側)
全景 (上流側)
主柱部 (左岸側)
主柱橋脚
桁部橋脚
RCアーチ部
RCアーチ部
桁部とアーチ部橋脚
建造標